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談話室  第8話    晩秋の上高地
1999/11/25




 明日は立冬という、1999年11月7日、晩秋の上高地を訪れた。
 朝日に輝く穂高連峰は上機嫌で歓迎してくれた。


上高地の唐松は金に染まり、穂高の白冠は青空に輝く。


 コンパクトカメラの広角で撮ったら周辺が光量不足。絞りがきつすぎたのか。上高地バスターミナルの2階デッキから撮影。





あれがジャンダルム?
あれがロバの耳?





 地図を片手に見あげれば、
第一級の岩峰は指呼の間にある。






小梨平

 夏はテントでにぎわう小梨平も、この時期はひっそりとして、唐松が黄金色に染め上げる。
 足もとは落葉が織りなす金色の毛氈。
 梓川沿いに出ると、穂高連峰、岳沢が間近に迫ってくる。

小梨平は上高地の中でいちばん好きなところだ。


振り向けば、 焼岳

 頂上付近から白い噴気を上げる焼岳は、河童橋付近から眺めても堂々としている。





訪問日時 1999年11月7日 上高地滞在時間帯 08:15〜12:15
天候 思いもかけぬ、快晴
ツアー 阪急交通社の、高山の朝市−紅葉の上高地 夜行日帰りツアー
参加動機 真夏以外の上高地を見たかったから。真夏には過去2回訪問。
同行者 妻と二人で参加。 ツアー全体は約70人。 バス2台。
訪問歴 私:1回目=30年前の大学1年の夏休み。 小梨平でテントを張った。
妻:1回目=20数年前の夏。 河童橋付近に宿を取った。
2回目=1997年7月下旬に次男と共に。
       小梨平にケビンを借りて2泊。
       徳沢園まで歩いたり、夏の上高地を堪能した。
今回の訪問は、 私にも妻にも3回目になる。
行程 11月6日(土)22:00東京駅丸の内を高山に向け出発
    土曜日の東京は快晴だったが、日曜日は下ってくるとの予報。
    中央高速経由で、 途中3回の休憩。
    未明の平湯での休憩で満天の星を見て、 好天を予感。
7日(日)05:45高山着。
    バスの中で弁当を食べて歩き出すとまもなく空が白んでくる。
    空は曇天。 「 やっぱり曇りか 」 とちょっとがっかり。
    散歩、 朝市の買い物を楽しみ、 07:00バスに乗り込む。
・ 08:00目を覚ますと釜トンネルの入り口。空は快晴。ツイてる。
    中型バスなので乗り換えなしでそのまま上高地へ。
・ 08:15大正池でバスを降り、 散策開始。
    田代池、 ウェストンレリーフ前を通って河童橋へ。
    上手の河原に降りると水鳥がおやつをねだりに集まってくる。
    そのあと、 五千尺ホテルで定番のケーキとコーヒー。
    小梨平に入ってまず川沿いに歩く。 穂高・岳沢の眺めが圧巻。
    河童橋への帰りは林に入って。 唐松の黄葉は真っ盛り。
       頭上には金いろの黄葉、 足もとは黄金の絨毯。
・ 12:15上高地をあとに、 豊科インターへ。
    午後に入ってヘイズっぽくなってきた。
    しかし北の方には雪を頂く山並みが遙かに望める。
       あの双耳峰は鹿島鑓か?
・ 上信越道、 関越経由で大宮へ。 20:00ごろ着。
    途中のバスの中では、 休憩の時以外、 ほとんど眠っていた。
    それで浅間山も見落とした。
感想
感動した。 好天にも恵まれ、 最高。 ツアコンの紀さんにも感謝。
次は春の上高地を訪れてみたい。

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FURUICHI, Makoto