Furuichi's  Rainbow  Homepage    Index   Music   Lounge   Study   Link

談話室

 第43話 関西旅行

2016/8/4


7月24日から27日まで、父の五十回忌で四日市のお寺、京都の東本願寺を参詣し、ついでに姫路、神戸、鳴門の観光をしてきた。

湯の山温泉の、(協)三重県勤労者福祉センター・希望荘 は、道路に面した「山上館」でチェックインし、ケーブルカーと称する、実質はエレベータで、渓谷の「本館」に降りてゆく。
希望荘の料理は立派(写真はお刺身の「伊勢」)、お値段はビール大瓶324円、お酒1合216円、ジュースなど1本108円と超良心的。

鈴鹿山脈から発する愛知(えち)川沿いの永源寺は紅葉の名所。本堂の屋根の茅葺きは珍しい。

参道の岩壁には十六羅漢の像が刻まれている。参道入口には「メガネ地蔵」が立つ。なんとなく私に似ているような・・・

西国三十一番札所 姨綺耶山長命寺。
本堂まで石段808段といわれるが、いまは車で、あと100段程度のところまで行くことができる。

左は姫路駅前で夕食を食べてから、姫路駅から見た姫路城。右は翌日、書寫山圓教寺を訪れた帰路の、バスの最後尾席から見た姫路城。世界文化遺産・国宝姫路城は遠望と車窓見学で済ませた。

西














書寫山圓教寺は西国三十三所のうち最大規模の寺院。
山の麓へは、姫路駅からバスで行く。約30分の乗車。麓から標高371mの山へはロープウェーに乗る。
山頂駅から観音霊場の札所・摩尼殿へは徒歩25分ほどだが、バスの便を使うと楽だ。

摩尼殿からさらに徒歩5分で、「三之堂(みつのどう)」に着く。
三之堂は大講堂・食堂・常行堂の3堂がコの字型に構成する。ハリウッド映画「ラストサムライ」がここをロケ地とし、後にNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」でもロケ地になった。この日は山の上は霧に包まれて、幻想的な雰囲気を醸し出した。

姫路駅から三ノ宮へは新快速で。荷物をコインロッカーに預け、観光用バス・シティーループでポートタワーへ。そこからは歩いて旧居留地巡り。
海岸ビル、商船三井ビル、旧居留地38番館と見て、そのすぐとなりのカフェラ大丸店で休憩。

頼んだカプチーノは、面白い模様付きで出てきた。

生田神社を囲むように立つ8つの宮のうちの3柱目にあたる三宮神社、次いで朝日ビルと見て、いよいよ生田神社へ。

生田神社は神戸のルーツであって、その成立は神話の霞の中にさかのぼる。

日本書紀では3世紀に神功皇后が建立したとのことだが、以来、生田神社に奉仕する人々を「神戸(かんべ)」と言い、その住む地域=今の神戸市中央区一帯=をやはり「神戸」と言った。

やがて「かんべ」は転じて「こうべ」と呼ばれるようになった。

ポケモンGO国内配信開始直後の生田神社鳥居前。

神戸市内で泊まった翌朝、レンタカーを借りて鳴門の大塚国際美術館へ。ここは「本物は一つもなくて、入館料が日本一高い」などといわれるが、西洋絵画1,000点余が原寸大の陶板で再現されている。この先本物は劣化が進んでも、この美術館の複製は何百年と現状が維持されるという。ダビンチの『最後の晩餐』は、1977年から1999年におこなわれた、大修復前後の2セットがある。
ミケランジェロの『最後の審判』は、オリジナルの展示環境全体を再現したシスティーナ・ホールに展示されている。この大塚国際美術館のシスティーナ・ホールで16年前に延原武春氏が小編成のオケ/コーラスで『メサイア』を上演したのをテレビで見て、その『跡』を訪ねたくて行った。

近くに鳴門の渦潮観光の船着き場があるので、潮時を見て渦潮観光をした。

帰路、淡路サービスエリアで休憩して、明石海峡大橋を眺めた。

BACK


FURUICHI, Makoto