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個人旅行の鉄道旅の心配ごと
(列車を正しいホームで待てるか、の心配は、事前調査でほぼ解決!) 駅の配線図(ホームと線路の構成を示した平面略図)を事前にネットで調べておくと、列車が何番線に着くのか、だいたい予測することができることがある。 ○ザルツブルク駅で、ウィーン行きの列車は何番線に着くか ザルツブルク駅の配線図(平面図)は、ウィキペディアの http://de.wikipedia.org/wiki/Salzburg_Hauptbahnhof に記載があった。その拡大図 を見ると、ミュンヘン方向から来てウィーンへ行く列車は、絵を素直に見ても、「ヨーロッパ大陸では車は右側通行」の原則で見ても、5番線に着くのが最もありえそうだ。駅舎からは最も遠いホームになる。しかし、そのほか4番線、3番線の可能性も、全くないわけではないように見える。 なお、観光用の地図では、駅付近では線路は北東−南西方向に走っていて、駅舎は各プラットホームに対して北西側からアクセスする構造になっているので、南西側がミュンヘン方向、北東側がウィーン方向とわかる。 ・・・この配線図(平面図)を印刷して携行すれば、駅員から何番線と聞けば図面で探せるし、更には駅員に図面を見せて、ウィーン行き列車が着くホームを指し示してもらうこともできる。 私の場合、片言の英語で列車の到着ホームを訊いた。予想通り5番線、とのこと。更に、自由席に乗りたいが、5aか5bか、どちらで待てばよいかと訊くと、どちらでも良いとのこと。 ??? ○列車の編成も事前に調べる オーストリア国鉄の特急列車の、車両編成も事前に調べられる。 その特急・レールジェットの全17ページの資料が 図−1 http://www.schienenfahrzeugtagung.at/download/PDF2007/1Tag%20Vormittag/2_Wehinger.pdf より 左端の " Lok " は英語の " Locomotive " 機関車のことだろう。これに続く " Economy " が新幹線なら「自由席」で、 " Business " が「グリーン席と指定席の中間」、 " Prem " はプレミアムで「超グリーン席」だ。 自由席に乗るなら、機関車側4両の乗車位置に並ばなければならないから、5aか5bか、と質問したのだが駅員は「どちらでも良い」と答えた。結局私たちが乗った列車は、8両編成×2ユニット、16編成だったのだ。だからウィーン寄りの5aにもミュンヘン寄りの5bにも、自由席乗り口はあったのだ。 なお、同じPDF資料に、座席写真や配置図がある。 " Economy " は1列4席、 " Business " が1列3席、 " Prem " は1列2席の豪華版コンパートメント車だと言うことがわかる。 図−2 http://www.schienenfahrzeugtagung.at/download/PDF2007/1Tag%20Vormittag/2_Wehinger.pdf より (列車でスーツケースを盗まれることはないか、の心配は、ほとんど杞憂だった???) この心配で、スーツケースを手すりなどに繋ぐための、末端がリング状に始末されたステンレスワイヤと南京錠を2セット準備したが、使わなかった。 " Economy " ではどの車両も、客車内に3ヶ所くらいのスーツケース置き場が作られていて、まず目が届く範囲に荷物を置ける。上の図−1でも、 " Gepackräcks in Wagenmitte " と表示されているのがそれだ。図−2左上( Economy )の写真の中央部にも荷物置きラックが写っている。図−2下部の図で、Prem と Business の境界部にも荷物置き場が図示されている。結局目の届く範囲に荷物を置けるので、チェーンなどでスーツケースを縛り付ける人は誰もいなかった。 とは言っても、私が皆さんの荷物の安全を保障するものではありませんので、皆さんのお荷物は皆さんでお気をつけて。 なお、ザルツブルクからウィーンへの列車ダイヤは http://www.austria-connection.at/anto/anto_pdf/timetable_pdf/wien_sbg_train.pdf で調べた。 鉄道旅のそのほかのこと (指定席にするか自由席にするか、の心配) 私の場合は、「盛夏の時期なら別としても、10月のこの時期、自由席でも座れないわけがない」と考えて、自由席しか考えなかった。このへんは旅行の季節と考え合わす必要があると思う。 (自由席の人間模様) 2席並びの席に1人が座っているところに、次の停車駅で乗り込んだ人が、・・・その隣に何の遠慮もなく座る。先客の人は、遅れて乗り込んだ人が座りやすいように計らってやる・・・そういうことが自然に行われるのがオーストリア国鉄特急の自由席でのルールのようだった。
FURUICHI, Makoto |