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【1】 2007/07/08 ビギナーコース最終練習
7月8日は第九のビギナーコースの練習の最終日だったので練習に参加してみた。時間で男女の練習を区切った、男声だけの練習だ。
その前の回での練習でダブルフーガまで音取りが終わっていて、Ihr sturzt nieder からの練習だった。この日は1時間半の練習を5分ほど延長して、Tochter aus Elysium 以下数小節だけを残して、難所の音取りを一応終えた。
第九はカワイの楽譜でP35=654小節からのダブルフーガと、P56=855小節からの Seidum schlungen の部分が2大難所で、ビギナーコースでここまで行ったと言うことは、なかなか大したものと思う。
しかしやはりビギナーコースらしいところはあって、正しい音の1オクターブ下の音を出している人、6度や5度、4度低い声を出して、それがハモっているものだから、ご自分では間違っていることに気付かない人もいた。
こういうことを書くと、「 ビギナーをバカにしている 」 と思われるかも知れないが、そういうことではない。
問題は、そこで、「 テナーの人だけ歌って! 」 と言われても、それにお構いなく、平気で声を出すベースの人が必ずいること。もちろんその逆のケースもある。
こういうことは、男声特有の問題で、女声ではおそらくないことと思うが。
そのとき一番困るのは・・・指揮者だろうと思う。
テナーパートの練習のときなら、テナーの中で音程が正しくない人がいるのか、ベースの音が聞こえているだけなのか、わからない。
・・・そういうオクターブ違いの音などを出して、自分では間違いに気付かない人も、指導者が正しく指摘して直していけば、すぐに正しい音が出せるようになるものだ。それをうやむやのままに過ごしていくと、音の濁った混迷合唱から抜け出せないことになる。
2007年流山第九の合唱団が混迷合唱団にならずに、ちゃんとした混声合唱団になれるように、モラルある練習態度を守りたいものと思った。
おわり(07/08)
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